望ましい状態を明確化すること

山口周さん著の「ニュータイプの時代」。まだ読んでる途中。
日常生活や仕事のうえで問題が山積みだったちょっと前の時代。
その時代は物を大量に生産することでそれらの問題を解決する能力が評価されてきた。

寒い冬も快適に過ごしたい!じゃあストーブどうぞ!

いちいち灯油を入れるのが面倒くさい!じゃあエアコンどうぞ!

そんな感じで。

そういった方々のおかげで日常のあらゆる問題が解決され、便利になった現代では昔のような問題そのものが少ない。
そのくせ、なんだか日々モヤモヤしてみたり、物事が上手くいかなかったり。
だからこれからは問題を発見して提案できる能力が評価されてくよねー、なんていう話。
じゃあその問題を発見するためにまず何をすべきか、っていうことなんだけど、望ましい状態を明確化することが重要で…

ってとこまで読んでるところで。

ここからは個人的に思うところだけれど、この望ましい状態の明確化って人生においても結構重要だなーとか思ってます。
こういう時代だから、

果たして自分は今のままでいいのだろうか

って悩む人は少なくないと思うんです。
でもそんなの考えてもわかんないじゃないすか。

何もガチガチに決めずとも、自分が社会とか身の回りの環境に対してどういう存在でありたいのか。
ただ他人の意見に左右されて周りに流されるように生きていくよりも、やんわりでもいいから自分が進む方角だけでも決めておくことって人生においても大事だなーって思うんです。

例えば自分がやっていて苦にならないこと、単純に好きなこととか、抽象的に殴り書き程度にメモ帳に書き出してみる。
それらの共通点を辿っていくと、どことなく進む方角が見えてくると思うし、その方角は困難かもしれないけど間違いなく楽しい。

そして冒頭の話に戻れば、それと現状を比較すれば解決すべき問題(これからどうしていくか)が浮き出てくる。
そうすることで普段何気なく時間を割いていることにも”やる意味”をもたらすことができるかもしれない。

このへんが結構大事だったりして。

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